今週はどんよりとした曇りか雨模様の日が続いてお日様から遠ざかっていましたが、今日は久しぶりに晴れました。そこで午前中に仕事を終えて、さっそく近所の散歩に出掛けることに。目的地は以前から気になってはいながらなかなか訪れるチャンスがなかったフルーツパーラー、赤羽駅西口にあるプチモンドさんです。そこは不思議と懐かしく、優しい気持ちになれる空間でした。
今週に入って急に空気が入れ替わったかのように気温が下がって、真夏から一気に秋になったかと思うような陽気でした。久しぶりの好天に、いばりこぶたが住む東京都北区赤羽界隈を午後、小さな花々や生き物を愛でながらお散歩することにしました。
街路樹の百日紅(サルスベリ)はまだたわわに可愛らしい花をつけています。
変わった蔓性の植物、マメ科みたいですが。
これはなんという花かしら?
わぁ、咲いたばかりの真っ赤なハイビスカス!
いつも行く美容院のすぐ近くにあって、数ヶ月前には建物が丸ごとピンクのつるバラで埋め尽くされていたお店は、エリーdeバカンスというちょっとしたセレクトショップでした。これはそのお店で飼われているジャック・ラッセル・テリア、大人しいよい子でしたよ。
赤羽駅東口近くの路地裏に有る商店街では2メートルくらいの木立ベゴニアも満開です。お店の人に勧められて下から撮影してみました。
赤羽小学校の近くにある昔ながらのペットショップにはセキセイインコがたくさん!!
うわ~、金魚もいましたよ
赤羽駅のガード下をくぐり、新幹線・埼京線・京浜東北線の線路沿いに埼玉方面へ向かって坂道を登ります。
コダマさんという、おしゃれな文房具屋さんのお隣りがお目当てのプチモンドです。フルーツショップとカフェが1階にあります。はて、営業時間内のはずなのにショップの入り口に「準備中」の札を載せた椅子がありましたが・・・。
勇を鼓して店内に入ってみると、半分くらい席が埋まっていたでしょうか。少しぽっちゃりした人の佳さそうなマスターと控えめのママが切り盛りしていらして、「いいですよ、今し方まですごく混んでいたものだから・・・」と席を勧めて下さいました。「時間がかかりますけれど」と小声で囁くマスタ-、「もちろん、かまいませんとも!」
オーダーしたのはホットケーキのフルーツ添え。待った甲斐がありました。
そして楽しみにしていたこのお店の名物、フルーツサンドです。生クリームが意外なほど甘さ控えめなので、フィリングのバナナやイチゴ、オレンジ、梨、メロンの味が引き立っていてとても美味しい!
これにブレンドコーヒーをふたつで、しめて2010円は破格だと思います!
くすっ!お店を出ると、また準備中の札が出ていました。物静かで感じのいいお店で、集まるお客さんたちも穏やかで幸せな雰囲気の方々ばかり、そしてふわっと幸せな味のホットケーキにフルーツサンド。なんだか不思議で優しい気分に満たされて、夏の終わりのお散歩を終え家に戻りました。
*プチモンド*
TEL・予約 03-3907-0750 予約可
住所 東京都北区赤羽台3-1-18
営業時間 [月~木・土] 9:00~18:30
[日]9:00~18:00
散歩がてらに赤羽駅西口にあるちっちゃなフルーツパーラー、プチモンドへ♡
東京大学本郷キャンバス内にある和風カフェ、廚(くりや)菓子 くろぎへ
[猿田彦珈琲] ブログ村キーワード[くろぎ] ブログ村キーワード
先週の土曜日に訪れたホテルニューオータニでの伊勢丹・丹青会会場で出会った美味しいコーヒーは、いばりこぶたの職場の近くに今年5月にオープンしたばかりの「廚(くりや)菓子 くろぎ」さんのバリスタさんが淹れてくださったものでした。もうこうなったらお店に行ってみないわけには参りません、というわけで今日さっそく訪れました。
丹青会というのはデパートの伊勢丹・三越グループの得意客が年2回招待される展示会で、いつも東京・赤坂にあるホテルニューオータニで開催されます。そこでステキなバリスタさんが淹れてくれたのが、恵比寿にある猿田彦珈琲と湯島の料亭くろぎのコラボでできたという和風カフェの2種類のコーヒーでした。とても美味しいもので、一緒にくださった和三盆糖にとても佳く合いました。
聞けばお店の名前が「廚菓子 くろぎ」、東京大学の本郷キャンバス春日門を入ってすぐの所のあるそうな。これが東京メトロ丸ノ内線・本郷三丁目駅からほど近い春日門、本郷消防署のお隣です。
門を入ると大きなオブジェのような建物が見えてきます。
きれいなオープンカフェが出現しました。これがくろぎサンです。
産学連携のダイワユビキタス学術研究館という建物の一角にありました。この5月に大和ハウス工業(株)が東京大学に寄贈した建物で、建物を総合監修したのが坂村健教授、建物を設計したのは隈研吾教授だそうな。詳細はこちらをどうぞ。
店内も明るくて垢抜けたディスプレイです。ここでオーダーします。
珈琲に合わせて和菓子をオーダーしますと、その場で和菓子のパティシエさんが美味しいあんころ餅やわらび餅、水ようかんなどを作ってくださいます。
お店のディスプレイ。2種のコーヒー豆もおみやげとして購入可能です。
ニューオータニでご紹介いただいたバリスタさんは不在でしたが、今日おられた方もとってもステキなイケメンさんでした。これは帰りのワンショット、お片付け中のバリスタさん。彼の接遇も行き届いていて申し分なしでした!
連れが頼んだのは苦みのきいた深入り珈琲。秋の爽やかな空気と緑、流れるライトジャズに気分爽快です。
いばりこぶたが頼んだのはフルーティーな酸味の効いたまろやかな珈琲。もうこの場に根が生えてしまいそうです。
連れの頼んだあんころ餅はふわふわの温かい餅米を握って餡でくるんだおはぎと、きなこのおはぎでした。私が頼んだのはここの看板メニュー、わらび餅です。左にはおおきな氷に散らしたドライな塩漬け桜と出来たてぷりぷりのわらび餅、これに右側にたっぷりあるきなこか抹茶きなこをまぶします。添えられた黒蜜もご自由に。これが珈琲とベストマッチなんです。あ~、幸せな時間が流れていきます!
こんなくろぎさん、内緒にしておきたいけどやっぱり書かずにはいられませんでした。
アクセスはこちら。
「廚菓子 くろぎ」
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学春日門内
ダイワユビキタス学術研究館1階
電話:03-5802-5577
休日の敬老の日、のどかな初秋の散歩を楽しみました。このあとは不忍池に咲く最後の蓮の花を堪能し、博物館近くに有る和菓子の桃林堂さんで生水ようかんを、谷中のパティシェ・イナムラショウゾウで生ケーキを買って帰りました。いよいよぶた肥ゆる秋の到来です。くわばらくわばら。
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エミリア・ロマーニャ料理の名店、西麻布・ペレグリーノで極上のおもてなし!!
[ペレグリーノ] ブログ村キーワード
今月初めの金曜日に、facebookのつながりで知り合えた大事なお友だち6人と一緒に東京・西麻布にあるイタリア料理の『ペレグリーノ』で素晴らしい時を過ごすことができました。パルマが州都のエミリア・ロマーニャ州で修行したという若いシェフが紡ぎ出す繊細な料理の数々はどれもほっぺが落ちそうになるくらい美味しく、素晴らしい経験となりました。
『ペレグリーノPellegrino』・・・なかなか予約の取れない評判のお店と聴いていましたので、このたび大事なお友だちの快気祝いのお誘いをいただいたあと、幹事の方がこのお店を予約されたと聞いてワクワクしたのは言うまでもありません。でも実際にはその期待を大きく上回るものでした。
お店は西麻布4丁目、外苑西通りの西麻布交差点と広尾のちょうど中間、愛育病院から坂道をおりたところにあります。信号は「笄(こうがい)小学校前」でしたでしょうか。
7時少し前に到着しましたら1列に並べた4つのテーブルに、皆さん既にお集まりでした。満席で総勢12人とはあまりの少なさに最初からビックリです。午後6時半開店で、6時45分頃までに来店し、7時にお料理が一斉スタートというのがここのしきたりとは後で知りました。
最初に出されたのは写真はないのですがシャモの透き通ったスープ。エミリア・ロマーニャの伝統的なパスタ、パサテッリpassatelli入りでした。お次がこの鴨のフォアグラのテリーナ、徳島産のサツマイモ「里むすめ」、その上に秋トリュフがたっぷり。甘くてとろけます。
お次はメニューと順序を変更すると、解説くださるお嬢さん。にこにこ控えめにしながら、けっこう話を中断して下さいます。でも怒る気はしません。何てったって「徳島県鳴門のカリスマ漁師“村公一"さんが獲られた沖ボラの紀州備長炭炙り。シチリア・パンレッテリア島のカッペリ(ケイパー)と薄切りカリフラワー添え。」ですから!
鳴門のカリスマ漁師・村公一(むらこういち)さんって?お酒友だちの山本洋子さんのブログをご覧ください。あ、大好きな日本酒のお店、神田新八でも出してる!
ここまで、合わせたワインはシェフお薦めの白ワインでした。そしてパチパチ!今夜のハイライト、その場でシェフが切り出す極上の生ハム・サラミ盛り合わせ「サルーミ・ミスティ」のお時間です
右は日本産、岐阜の山奥で作られるというプロシュート「ペルシュウ」。左はパルマ・Galloniの24ヶ月熟成「プロシュート・デ・パルマ」と「トルタフリッタ」。日本ってスゴい、こんなに優しい塩加減の上品な生ハムを作れるなんて!!
後ろは大好きなチンタセネーゼ豚のバラ肉の塩漬け「パンチェッタPancetta」。マントヴァの「サラメ・マントヴァーノSalame Mantovano」(撮影する前にいただいちゃいました)、そして憧れの「クラテッロ・ディ・ジベッロculatello di Zibello」と続きました。マントヴァはヴェルディのオペラ「リゴレット」の舞台ですね
新潟産の甘いカボチャが詰まったパルマのラヴィオリ「トルテッリtortelli」には、ラヴィオリがすっかり隠れるほどたっぷりの薫り高い秋トリュフが!サイコーです。
目の前で手打ちくださったパスタのタリアテッレtagliatelle、トレンティーノ産の新鮮なポルチーニFunghi Porcini和え。
メインはロワール・パティ産の“プーランド雄鶏”ロースト。胸肉ともも肉でローストが違うの!ハーフにしていただきました。
ドルチェはビスコッティ・サボイアルディに「フィオーレ・ディ・ラテ」という上品な甘さのジェラート、エスプレッソパウダー添え。このあとエスプレッソと小さいお菓子をいただきました。
最後にオーナーシェフの高橋隼人さんが、はにかみながらお客一組ずつに丁重なごあいさつをくださいました。こちらもついつい打ち明けてしまいました、「これまでいただいたイタリア料理のなかで一番美味しかったです!!」。気がつけば時刻は11時を廻っていました。信じられない!
そういえばこのお店の食器はすべて大好きなリチャード・ジノリRichard Ginori製でした、さすが!シェフが最後に見せてくださったこれらの品はこのお店がミシュラン・一つ星を取ったときにRichard Ginori社から記念に贈られたとのこと、お祝いの文字が手描きで入って焼き付けてありましたよ。
この日集まった仲間が素晴らしかったのもありますが、それにここの飛び切りのおもてなしに、いばりこぶたにとっては忘れられない宵となりました。最後にペレグリーノのご案内です。
ペレグリーノ Pellegrino
東京都港区西麻布4-6-5 協立興産西麻布ビル 1F
03-6419-9233
営業時間
昼 12:00~13:00(L.O)/ CLOSE 15:30 ※土・日のみ
夜 18:30~20:30(L.O)/ CLOSE 24:00
定休日
水曜日・第3火曜日
***予約はこのぐるなびのサイトからできるようです。***
ただいま!ユニワールドのライン川古城を巡るクルーズから戻りました!!
すっかりごぶさたしてしまいました、いばりこぶたです。以前に予告いたしましたライン川下りのクルーズ7泊8日の旅から戻って数日が経ちました。ヨーロッパを流れるライン川の雄大さを満喫する今回の旅は予想外のことが多すぎて何からお伝えしたものかと思案してしまいます。船での豪華な生活、船上からの眺め、エクスカージョンで立ち寄った町並み、ご一緒した乗船客のことなど、尽きることがありません。さんざん迷ったあげく、まずは時々刻々と移りゆくライン川の表情をお見せしたいと思います。
7月に書きました以下の記事もご覧くださいね!
夏は堪えて10月にユニワールド・ライン川の古城を望むクルーズを計画しています
これが今回乗船したSS.アントワネット号の前半部分です。2011年建造、2014年改装のキレイな船で全長が135メートル、全幅11.4メートルです。乗客定員は154名で客室は77室あります。客室部分は3階建てでその上の最上階がサンデッキです。
今回の旅はざっとこんな日程でした。その日の寄港地と観光地をお示しします。
Day 1 (12, Oct): Baselバーゼル (embark)
のはずでしたが、前日のライン川の水量からバーゼル・ブライザッハ間の水門で不通となってしまい、急遽バスで次の寄港地であるブライザッハへ向かいました。
SS.アントワネットが停泊していたブライザッハ。サンデッキ階にて。
対岸は静かな公園でした。バーゼルはいかにも産業港で殺風景でしたので却ってこちらがスタートで良かったと思います。
Day 2 (13, Oct): Breisachブライザッハ (Kaysersbergカイザースベルグ and Riquewihrリクヴィル or Colmarコルマール)
ブライザッハを午後出港したときの船からの眺めです。川面が鏡のように光っていました。
静かに暮れていきます。
Day 3(14, Oct): Kehlケール (Strasbourgストラスブール)
ケールを出港する頃。
Day 4 (15, Oct): Mannheimマンハイム (Speyerシュパイヤー)
Day 5 (16, Oct): Rudesheimリューデスハイム, cruising the romantic Rhine River, Boppardボッパルド
この日の午後と翌日の午前中が今回のクルーズのハイライト、世界遺産に指定されているライン川中流の渓谷を行く古城巡りでした。これについてはまた後ほど。
ボッパルド近くの夜明けです。ライン川中流は蛇行が著しいです。
Day 6 (17, Oct): Cruising the romantic Rhine Riverライン川クルーズ, Koblenzコブレンツ
モーゼル川とライン川が合流する「ドイツの角(かど)」にコブレンツがあります。
コブレンツから対岸のエーレンブライトシュタイン要塞へ向かうケーブルカーがライン川を横切ります。この上の「ドイツの角」はこの要塞から撮影しました。
Day 7(18, Oct): Cologneケルン
ケルンからアムステルダムへ向かう船からの夕焼け。いよいよ旅も終盤です。
Day 8(19, Oct): Amsterdamアムステルダム (disembark)
アムステルダムでの朝焼け。7泊8日の旅が終了しました。ヨーロッパを流れる代表的な大河のひとつであるライン川を堪能し尽くす旅に大満足で帰国の途についたのでした。
ライン川クルーズで7泊過ごしたS.S.アントワネットという船について
[ユニワールド] ブログ村キーワード
今年の10月12日・日曜日から10月19日・日曜日まで、スイス・バーゼルからオランダ・アムステルダムまでずっとライン川を下っていく7泊8日の旅に参加いたしました。クルーズ会社はアメリカのロサンジェルスに本社を置くユニワールドという会社です。今回乗船しましたS.Sアントワネット S.S. Antoinette という船についてご説明しましょう。
今回利用しましたユニワールド Uniworld は、以前から気になっていたスモールシップ、すなわち小型のクルーズ船の代表で、我が国では『スモールシップアライアンス』という会社のグループが手掛けています。
このグループの中で川のクルーズを扱っておられるのが『オーシャンドリーム』という名の会社で、堅田寛さん・堅田ベロニカ美希さんという素敵なご夫婦が経営されています。ベロニカさんにはとてもお世話になりました。
このように細長いシルエットのS.S.アントワネットという船で『ライン川・古城を望むクルーズ7泊8日』を体験しました。この船は前回も書きました通り2011年建造、2014年改装のキレイな船で全長が135メートル、全幅11.4メートルです。乗客定員は154名で客室は77室あります。客室部分は3階建てでその上の最上階がサンデッキです。
客室ですが3階にはコンシェルジュ付きのスイート9室とカテゴリー1の20室があり、何れもバルコニー付きです。2階のカテゴリー2と3には大きく開閉する窓があり、1階のカテゴリー4と5は小窓のみになります。
中央2階のレセプション前はこんな素敵な吹き抜けの階段になっています。さすが、ロンドンのマイルストーンホテルや41ホテル、エジャートンホテルを経営するレッドカーネーションホテルグループがパートナーだけのことはあります。
客室の廊下はこんな感じで美しいです。私たちの泊まった316号室は2階の廊下のちょうど真ん中辺りで、進行方向の左側でした。
これが私たちのカテゴリー2のお部屋です。ほんとうは上の階のスイートかカテゴリー1がよかったのですけれど、10ヶ月前の今年1月の時点で既に上のクラスの船室は完売で、キャンセル待ちも叶いませんでした、残念。
部屋の窓は電動で上下することができ、初日の夕方には窓からこんな風景を目の当たりにしてすっかりテンションが上がりました。
最上階のサンデッキです。
静かな川の上で、雄大な眺めを独り占めしている気分です。
クライマックスの5日目と6日目、古城巡りは他の方々と一緒にサンデッキでこんな形で楽しみました。
3階のサロン、グランド・トリアノンで。カクテルも食事中のワインやビールもオールインクルーシヴですので支払の手間がかかりません。毎夕、ディナーの前にここでブリーフィングがあり、クルーズマネージャーのトニーのお話を皆で伺います。130人そこそこの乗客の9割以上はUSAからで、残りも英語圏からですので船内の公用語は英語です。アジア人は私たち2人だけでしたから超マイノリティで却って目立ってしまいました!
食事は朝・昼・晩ともに2階のレストラン、ベルサイユで。6人から10人掛けのテーブルですので、当然相席となった方と英語でおしゃべりすることになります。ルーマニア出身の若くてイケメンシェフのアンドレイAndrei Miron が紡ぎ出す料理の数々はどれも繊細な味でとても美味しいので会話も弾みました。
配膳も皆さん気持ちよくて、レストラン・マネージャーのネドコ Nedko Seykov はパプリカ・アレルギーのいばりこぶたに毎回、どのメニューなら大丈夫と説明くださって申し送りも万全で感動しました。他のスタッフも「このティラミスにはベルペッパー入ってないよ」と言う徹底ぶりです。
写真は毎朝おいしいオムレツを焼いてくれたアンドレア、日本に友だちのシェフがいると言っていました。岡野健介さん、東京中目黒のカシーナカナミッラのシェフとはトリノのお店で一緒に修行したそうです。
下船時にいただいたスタッフの集合写真です。ああ懐かしい!皆さんの接遇は素晴らしく、いい思い出になりました
世界遺産のライン渓谷中流上部 Upper Middle Rhine Valley で古城巡り
この10月、ユニワールドのS.S.アントワネットという船に7泊してライン川を下りました。その旅行のハイライトは5日目午後、リューデスハイム Rüdesheimを出て6日目の午前中にコブレンツKoblenzに着くまでの間、ライン渓谷中流上部 Upper Middle Rhine Valley で川沿いに次々に現れる古城を巡るというものでした。
ライン渓谷中流上部 Upper Middle Rhine Valley はドイツに位置し、2002年に世界遺産に登録された景勝地です。ドイツ語のRomantischer Rhein の大部分を占めます。この地図はそのRomantischer Rhein という観光案内HPから借用しました。地図の下の方にあるリューデスハイムから中程、西からモーゼル川が合流するところがコブレンツ、63キロメートルの間に20余りの古城があります。
船の屋上階のサンデッキに乗船客が集まり、雄大な川から眺める自然と古城を満喫する旅が始まりました。さあ、11世紀から14世紀にかけて、封建君主や大司教たちが建てたという城の数々をご覧あれ。
エーレンフェルズ城 Ehrenfels Castle はマインツの大司教によって13世紀に建てられ、1989年に戦争で廃墟となりました。
ライヒェンシュタイン城 Rheichenstein Castleはライン川沿いでもっとも古いのだそう。
ケルンの大司教が税の徴収のために建てたヒューステンベルク城 Fürstenberg Castle。
バッハラッハの町に近いスターレック城 Stahleck Castleはユースホステルです。
グーテンフェルズ城 Gutenfels Castleも今はホテルとして利用されています。
シェーンブルク城 Schönburg Castleとは「美しい城」という意味だそうな。
シェーンブルグ城とオーバーヴェーゼル Oberwesel の町。
ザンクトゴアルスハウゼンの町の山の上に建つ猫の城 Katz (Cat) Castle。この近くにローレライがあるのですが、あろう事かカメラの不具合で撮影できず!
これはロルヒハウゼンという町にあるクレメンス礼拝堂。
ネズミ城 Maus (Mouse) Castleとヴェルミッヒの町並み。
約2時間の航行でボッパルドに到着。これは翌朝の川の風景です。さらにコブレンツに向かいます。
最も保存の良いマルクスブルク城 Marksburg Castle。
ストルツェンフェルツ宮殿 Stolzenfels Palace は工事中でした。
こんなふうにして10月17日の午前中には「ドイツの角」があるコブレンツへ到着しました。こうしてたくさんのお城を見て参りましてつくづく思うのは、どこにも広告の看板など景観を損ねるものが一切ないのだと言うことです。とても美しいブドウ畑や可愛らしい建物を保存しているのは素晴らしいことです。
このあとは寄港地八十の近傍の町、ボッパルドやハイデルベルク・コブレンツ・ケルンなどのことをまとめていきたいと思います。最後に動画をご覧くださいね
ライン川渓谷中流上部の終点『ドイツの角』があるコブレンツでショッピング・その1
[コブレンツ] ブログ村キーワード
この10月半ばにユニワールドのS.S.アントワネットという船に乗ってライン川を下って参りました。前回書きました通り、ユネスコ世界遺産に登録されているライン渓谷中流上部の終点が、ライン川とモーゼル川が合流するコブレンツKoblenzです。今回はドイツ最古の都市で美しい町並みと評判のコブレンツ滞在についてしたためます。
7泊8日のリバークルーズ6日目の10月17日金曜日は、朝7時過ぎに停泊していたボッパルト Boppard を出発し、前回書きました古城巡りの残りを楽しんで2時間ほどするとコブレンツ Koblenz に近づいてきました。うねうねと流れるライン渓谷(ロマンティッシャー・ライン)もそろそろおしまいです。
広いライン川にリバークルーズ船が集まってくる頃、白くて大きな選定候宮殿 Kurfürstliches Schloss (Electral Palace)を通過しました。
これはプロシア政府の建物 Preußisches Regierungsgebäude、ネオロマン建築です。『ドイツの角(かど)』はすぐそこです。
合流する角地がドイチェス・エック(ドイツの角) Deutsches Eck、ドイツ騎士団の騎士たちが命名したそうです。皇帝ヴィルヘルム2世が、ドイツ帝国の創始者である祖父のヴィルヘルム1世 Kaiser Wilhelm I を讃えて彼の記念像を建てました。
対岸の山のてっぺんにはエーレンブライトシュタイン要塞Ehrenbreitstein Fortress (German: Festung Ehrenbreitstein)がありまして、川を横切るロープウェイで登ることができます。
さっそく登っていきましょう。
現存するものとしてはヨーロッパで2番目に大きいというエーレンブライトシュタイン要塞。
広い要塞内を散策したあと、絶好の眺望の展望台に到着。先ほど通過したドイツの角 Deutsches Eck を丸ごと写真に収めました!モーゼル川が奥から手前に流れ、ライン川は左から右へ流れます。
これは別の角度からライン川下流を見たものです。壮大な眺めにメチャメチャ感動いたしました。ロープウェイをおりてから旧市街での散策&お買い物につきましては、このあとのその2でお楽しみくださいな。
ライン川渓谷中流上部の終点『ドイツの角』があるコブレンツでショッピング・その2
前回、モーゼル川とライン川の合流地点に有るコブレンツの主要な観光スポットについて書きました。この町の魅力はまだまだでして、引き続きましてこのあと訪れた旧市街のこと、お伝えしちゃいます。
ロープウェイを降りて一旦は停泊中のS.S.アントワネットに戻り、船上でランチをいただきます。これはモーゼル川河口付近で対岸に有るキャンプ場を撮ったもの。
モーゼル川左岸にリバークルーズ船の船着き場が並んでいます。
ランチのあと、マルクスブルク城へのエクスカージョンへは参加せず、町歩きに繰り出します。
街灯に施された生のフラワーアレンジメントが上品でとってもオシャレです。
カフェの前にて。
黄色を基調としたこのお店は土地のチョコレート専門店。
とても気になるので入ってみましょ。日本人といいますかアジア人は町にほとんどいないので珍しいのか、店主は「Made in Germany all,」と言うので英語で返すとドイツ語で「(英語は全然わからないよ)」とぶっきらぼうにのたまいました。いばりこぶた、ピンチ!
それでも粘っておみやげ用に結構たくさん購入し、最後に写真を撮っていいか尋ねましたら、この笑顔でした!!
そして「Wein & Antik」といういばりこぶた好みのお洋服屋サンを発見入っちゃおっと。
思った通り、どの服も可愛くて目移りしてしまったのですけど最後にこの服を試着し、購入いたしました。このワンピ、アンティークな細身のデザインで、コットン生地のローズピンクです。
店で接遇くださった女性と記念撮影!!
町中に何気なくあるメガネを掛けた女性の像、猫を連れてる~。そういえばドイツには野良猫がいませんね。
この美しい教会はヘルツ・イエス教会 Herz Jesu Kirche。
ここの噴水にも変な彫刻が。この子、何を見ているのかな。
ほかにトヨタのヤリス(日本のヴィッツ)に乗る親日家のドイツ人男性と路上で大いに盛り上がったり・・・
何もかも楽しい町歩きでした。「イッヒ・リーベ・コブレンツ、ブンダバー」であります!!
中目黒のリストランテ カシーナ カナミッラと目黒川『青の洞窟』イルミネーション
勤労感謝の日から、桜並木が有名な目黒川で『青の洞窟』と称するイルミネーションイベントがあるとはつゆ知らず、たまたまご縁があって訪れたかった中目黒のイタリアンレストラン、カシーナカナミッラへ勤労感謝の日の振替休日だった月曜日にランチで伺いました。
目黒川と言えば、東京の花見の名所として5本の指に入る素敵な桜並木が続くところだというのは知っていましたが、実は一度も訪れたことがありませんでした。たまたま、先月ライン川クルーズで7泊8日の旅を楽しんだ際に、朝食のオムレツを毎朝丁寧に焼いてくれたイタリア人シェフのアンドレアから、「日本に友だちがいるんだ」と聴いていた岡野健介さんをご紹介いただき、彼がシェフを務める「カシーナカナミッラ」へぜひいってみたいと思い、11月24日のランチを予約したのでした。このお店が目黒川沿いにあるお花見レストランとして有名だったのです。
そして、直前になって次のニュースが飛び込んできました。
中目黒・目黒川で初のイルミネーション!幻想的な「Nakameguro 青の洞窟」
春のお花見シーズンには、川沿いの桜並木が大人気だった目黒川。あれから半年がたって、今度はその桜並木が..........≪続きを読む≫

こんなイベントがあるのなら、ディナーを予約すればヨカッタと思いましたけれども、実際にはランチのあと点灯時刻の午後5時までは3時間もないので、ランチをゆっくり楽しんでそのあと青葉台・代官山界隈を散策してから目黒川に戻り、5時ちょうどの『Nakameguro 青の洞窟』ライトアップの瞬間を愉しむことができました。
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中目黒駅から徒歩6分ほど、目黒川沿いを歩いて行くと『カシーナカナミッラ』に到着です。

こちらが入り口、テンションが上がります。

店内は清潔な白を基調としたゆったりとした空間です。


4500円のランチのコース、サッパリとしていながらコクもあるレンズ豆とスペルト小麦のズッパが最初です。

そして前菜の5点盛りもまた驚くほど繊細な味付けでした。ベルペッパーが苦手ないばりこぶたには別メニューが用意されていました。

パスタはテーブルで2種類を選択します。これはイトヨリのリングイネ、ボラのからすみサッパリ風味です。

シェフが得意なピエモンテ州のメニュー、アニョロッティ・ダル・プリンは外せません。

連れが頼んだメインは真鯛の蒸し物、黒米を添えて。私はウサギのロースト、とっても柔らかでした。

コースが終わりに近づき、店内のお客さんの半分くらいを丁寧に見送ってから、シェフの岡野さんがわざわざ私たちのテーブルまで挨拶にいらしてくれました。ベネズエラ生まれでサッカー好き、トリノの名店『ラ・バリック』で修行したというシェフの素顔は気取るところのない、素敵な青年でした。あっという間に2時間以上経っていて、贅沢なランチタイムとなりました。

お店を出てそぞろ歩く目黒川沿いにはオシャレなお店がたくさん並んでいます。セレクトショップに立ち寄り、ついつい可愛いベレー帽を購入してしまいました。

少し歩くと、とても綺麗に整備された菅刈(すげかり)公園があり、お隣は西郷山公園でとてものどかなところです。

代官山もすぐそば、蔦屋書店に入って本を物色したりロボットをからかったり、2階の『Anjin』でお茶をいただいたりしました。そうこうするうちに日が暮れて、もうすぐ5時、目黒川に下りてまいりましょう。

5時ちょうどに川沿いが一気に青い世界になりました!川面に映る青い灯りが青の洞窟にそっくりです。

きらきら、ロマンチックな雰囲気に包まれました

お店からこのライトアップを眺めながらディナーをいただくのもいいですネ、でももしかしたら既に予約がいっぱいかもしれませんね。こちらの記事もご覧くださいな。
今度も素晴らしかった!小曽根 真 クリスマス・ラテン・ジャズナイト♫
[小曽根真] ブログ村キーワード
昨年の小曽根真さんによるクリスマス・ジャズ・ナイトがとっても素晴らしかったので、今年もゼッタイ外せないと思ってまいりました、昨夜のBunkamura オーチャードホールでのコンサートはキューバの名サックス奏者との夢のような競演でした。
ちょうど1年前の12月12日には同じBunkamura オーチャードホールにて、押しも押されぬジャズピアニスト、われらが小曽根真が、サックスのブランフォード・マルサリス Branford marsalis やドラムスのジェフ・テイン・ワッツ Jeff"Tain"Watts、ベースのクリスチャン・マクブライド Christian McBrideとともに物凄い演奏を楽しませてくれました。
今宵も小曽根真のクリスマス・ジャズナイト2013 にすっかり痺れてしまいました☆
これは今年、Globe Trotterから届いたクリスマス・カードです♪
そして今回は昨年10月26日土曜日に東京文化会館大ホールで開催された『小曽根真&パキート・デリベラ "Jazz meets Classic" with 東京都交響楽団』と銘打ったコンサートで競演した、あのラテン・ジャズ音楽の巨匠、パキート・デリベラ Pauito D'Riveraさんがまたやって来るのです!Bunkamura 25周年を記念しての小曽根真 クリスマス・ラテン・ジャズナイトMakoto Ozone Xmas Latin Jazz Night を期待しないわけがありません。しかも手に入れた座席は前から2列目の26番、かぶりつきですから。
今夜、最初に登場したのは真っ白な天使のコスチュームの小柄な男性、なんと長年シルク・ド:ソレイユでストーリーテラーのクラウンを演じたというフランス人のフィリップ・エマールさんでした。コケティッシュな演技でファンタジックな演出です。
それから小曽根真さんが登場、ハモンドオルガンの音色を聴かせてくれました。それにトロンボーンの中川英二郎さん、ドイツ人のドラマーのデニス・フレーゼ Dennis Frehse さんが加わりました。最後に御大、パキート・デリベラさんの登場です。4人ともハイレベルの芸術性と技能の持ち主とすぐわかりました。丁々発止の間合いでブルースを思う存分聴かせてくれました。第二部では小曽根さん、ピアノも弾いて下さいましたし。そしてなんといってもパキート・デリベラさんのサキソフォンもクラリネットも美しくて情熱的でした。後半はサンタの帽子にきれいなスパンコールのベストを着用して、すっかりノリノリ、しかも音楽はびしっと決まって3人とのハーモニーが最高でした♬
曲目は以下の通りです。
M1 Gotta be Happy
M2 CURUMIM
M3 La Fluer de Cayenne
M4 Sol Azteca
~Intermission~
M5 Makoto SOLO
M6 Into the Sky
M6'My Witch's Blue
M7 Mozart "ADAGIO"
M8 To Brenda with Love
<Encore>
M9 The Christmas Song~Silent Night
最後に天井からたくさんの白いハートが舞い降りてきて・・・、上のチラシに載っているハートがそれです!小曽根さんからの小粋なメッセージが書かれていました。ああ、今年も素晴らしい音楽に接することができてヨカッタです。
来年もありますよ、小曽根真のクリスマス・ジャズ・ナイト!日程は12月22日(火)、同じBunkamura オーチャードホールですって、行かなくっちゃね
年末年始はバリ・スミニャックにあるオベロイ・バリで過ごしました
10月半ばにドイツ・ライン川下りに出掛けて早2ヶ月、今度はいつもの旅行友だちとカップル2組でインドネシアのリゾート地、バリ島へ出掛けてまいりました。今日はまず滞在したオベロイ・バリ The Oberoi Baliというホテル のご紹介です。このホテルに12月30日から1月3日まで4泊5日滞在しました。
オベロイ・バリ The Oberoi Baliはバリ島の西側のビーチ沿いの地区、スミニャック Seminyak & クロボカン Kerobokan という新興リゾートエリア地区に旧くからある1978年開業の老舗ホテルで、このあたりには昨今新しいホテルが次々オープンするせいか最近のガイドブックにはこのホテルのことはあまり載っていません。スミニャックビーチに面したホテルではずば抜けて広いお庭を有しており、その中に74室しかないという贅沢さですのに。
住所
SEMINYAK BEACH, JL. KAYU AYA, DENPASAR 80361, BALI, INDONESIA
TEL +62-361-730361
FAX +62-361-730791
ビルは一切ありませんで、客室もレストランもすべてバリ島固有のかやぶき屋根の家屋になっています。
ちなみにオベロイという名は、5つの国でホテルとクルーズ客船を展開するインド企業で高級ホテルチェーンを展開するオベロイ・ホテルズ&リゾーツOberoi Hotels & Resortsの設立者、ライモハンシン・オベロイ氏に由来します。英語が主体なので欧米人に人気と聞いていましたが、さすがに年末年始とあって日本人客を多く見かけました。
ちょうどこのホテルを出て北側には、レギャン・バリ The Legian Baliという憧れのGHMグループに属する高級ホテルがあるのですけれども、こちらは年末年始を連泊するリピーターで予約がいっぱいになっていました。思い立ったのは昨年の4月、8ヶ月も前でしたのに!
ここオベロイもオーシャンビューのラグジュアリーヴィラはあと数室しか空きがありませんでした。私たちが泊まったヴィラ207号室はパーシャル・オーシャンビューでしたね。
お庭はいつもにこやかなホテルスタッフによってキレイに掃除されています。そうそう、可愛らしいリスが走り回っていましたっけ。
雨季でしたのでからっと晴れることはありませんでしたが、こんな風景を独り占めできました。
室内はこの通り。バリのリゾートの原型となっています。
天井が高い!最初の晩は海鳴りと風の音でなかなか寝付けませんでした。朝は鳥たちのかわいくて楽しげな語らいで目が覚めます。
お風呂は広々とした大理石製で、ろうそくを3本灯せるようになっておりロマンチックムードいっぱいです。
毎日お皿にたっぷりのフルーツが用意されています。左手前の紅いのはライチ、こんなに新鮮なものは初めていただきました。一番手前の白い花はあちこちに咲いているフランジパニ frangipani、あるいはプルメリア plumeria と呼ばれる甘いよい香りのする花です。
お庭のそこここに花と石像があります。
水もふんだんに。
睡蓮のピンク色が濃くてキレイでした。
ヒンズー教の神様でしょうか。
大晦日の夜はガラ・ディナーパーティーが催され(ディナー代は2,200kRp、これにワインなどの飲み物代などを入れると約3万円に!)食後のアトラクションを野外シアターで楽しんでいました。
何とも素朴な年越しです。でもこのあと賑やかに花火が打ち上げられました。
明けて元旦は昼間からスパで2時間半のトリートメントです。塩とオイルでとても心地よい時間を過ごしました。そのあと歩いてすぐのジャラン・カユ・アヤ Jl Kayu Aya、通称オベロイ通りへショッピングに出掛けました。
ホテル滞在中に何度もスコールに見舞われました。でもすぐ上がって辺りの緑が生き生きとします。
朝食はレストランでいただくよりもルームサービスの方がずっといいと最終日に気がつきました。
こうして気持ちよく過ごせたのは、半年以上前から直前までしつこいほどのメールのやりとりを引き受けてくださったホテルスタッフのDestina Kartikasariのおかげです。ホテル滞在中に直接お礼を言えなかったのが残念ですが、別の形できちんと感謝の意を伝えようと思います。
年末年始のバリ島4人旅・その1:バードパークにライステラスそしてウブドのレストラン
[Locavore] ブログ村キーワード
この年末年始にでかけたバリ島について、ホテルのことだけ書いてご無沙汰してしまいました。年が明けて猛烈に忙しくなってしまいましたので、と申しながら実は新たな遊びに夢中になってしまったというのが正直なところです。前置きはこの辺にして、12月30日にインドネシアのバリ島、デンパサールにあるグラライ国際空港に到着し、ホテルにチェックインしたあとに出掛けたところについて書きます。
今回の4人旅はVELTRA(Alan1.net)という、これまでも何度か利用してまいりました、世界中の現地オプショナルツアーを一手に予約することができてしまうとても便利なサイトを見て、現地ツアー会社を選ぶことにしました。
ちなみにこれと並んでいばりこぶたがよく利用するのはViator というサイトです。両者の違いはVELTRAの場合、日本語サイトが十分こなれていて日本人ガイドと英語ガイドの両方を扱っているのに対し、Viatorの方は一応日本語サイトもあるものの大部分は英語の記載なのと、日本語のガイドはまずないことです。
現地のオプショナルツアーの場合、日本人ばかりのグループ行動よりもいろいろな国の英語を話す方々とご一緒する方が面白いので、これまではVELTRAよりもViatorを利用することが多かったのですが、昨年屋久島へ行く際にVELTRAでとても佳いガイドさんに巡り会えましたので、今回もVELTRAで探してみた次第です。
はじめての屋久島旅行4:行きたかった白谷雲水峡!ガイドさんはステキなあの方
バリ島でのプライベートガイドをお願いしたのはバリ・ツアーズ.comという会社で、お願いしたVELTRAでのツアー名は『ライステラスとウブド半日観光 + バリ舞踊<午後/貸切>』というものです。ある程度のモデルプランはあるのですが、自由にアレンジできるとのことで、日本語を話す現地ガイドのプトゥ・マヘンドラ Putu Magendra Yasaさん(通称プトゥさん)と相談して出掛けたのは以下の通りです。
1.バリ・バード・パーク Bali Bird Park
簡単に申しますとスミニャックの東でウブドの南の方にある一種のテーマパークで、2ヘクタールある敷地内に様々な熱帯の鳥たちが生息し展示されています。
ペリカンやフラミンゴたち。
フウチョウは手乗りなんです。
ゆっくり歩いても汗が噴き出す始末。気温0度の日本から、たった1日で気温30度の熱帯の気候に4人ともかなりゲンナリしています。でもこのあと、付設するバリ・レプタイル・パークBali Reptile Parkで元気を回復いたしました、大好きな爬虫類クンたちに会えましたので!
その前に、なぜかコモドオオトカゲだけはバード・パークで飼育されていました。
イグアナたちがすぐ足元に寝転んでいましたよ!その中の1匹を飼育員に手渡された夫です。
Jl. Serma Cok Ngurah Gambir, Singapadu, Batubulan - Gianyar - Bali
+62 361 299352 +62 361 299614
info@bali-bird-park.com www.bali-bird-park.com
2. テガラランのライステラス Tegalalang Rice Terrace
2番目に今度はウブドの北へ向かいました。バリ随一の美しいライステラス、すなわち棚田は最近人気急上昇だそうで、たくさんのカフェが斜面に軒を連ね、飲み物や食事を摂りながら鑑賞するという寸法になっています。カフェのテーブルの周りをハエが何匹も飛んでいて同行者には不評でしたが、私は懐かしさを覚えました。
3.レストラン・ロカフォーレ Restaurant Locavore
Opening Hours: Mon - Sat 12:00 14:30, 18:00 - 23:00
Location: Jalan Dewi Sita, Ubud
Tel: +62 (0)361 977 733
最後はおきまりのコースのバリ民族舞踊鑑賞をパスし、最近ウブドにできて物凄い人気というレストランにまいりました。何てったってトリップアドバイザーでバリのレストラン第1位ですよ、ミーハーないばりこぶたがはずすわけがありません!
大晦日の前日で、ウブドの町は人も車も大変混雑していました。歩いている人はオーストリア人、ドイツ人、ジャワの人、マレーシアから来ている人など様々でしたが、お店に入ると予約していたのはなんと日本人ばかりでした。
そしてお料理はと申しますと、照明が暗くて上手く撮影できず残念でしたがどれも芸術的な盛りつけに味はとても複雑で何とも言えない美味しさでした!!オランダ人のオーナーシェフ、Eelke Plasmeijerさんが紡ぎ出すあの芸術的なお料理は、また是非ともいただいてみたいです。最後にシェフの動画をどうぞ
こんな風にして、12月30日のバリ滞在1日目を過ごしました。つづく。
年末年始のバリ島4人旅・その2:大晦日はバリ東部の王朝文化とアマンキラを満喫
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大晦日のバリ島南部のリゾートエリアは観光客で混雑し、道路事情も想像を絶すると聞いておりました。そこでなるべく人混みを避けて静かに過ごそうと選んだのはバリ東部です。東部のスマラプラ(旧クルンクン王国)やさらに東のアンラプラ(旧カランアサム王国)にはオランダの植民地になるまで栄えた王国の王宮があるそうな、それじゃあというわけで訪ねてみたところどこも静かで涼しく、思っていた以上に美しい水の王宮ばかりでした。最後に高級ホテルのアマンキラにあるオープンレストランにてゆっくり過ごしました。
この日途中で出会ったイグアナ、もちろん野生ではありません。
この日も前日にウブドとその近郊を案内してくださったバリツアーズ.comの日本語ガイドさん、プトゥさんのご案内で、10時間の契約でチャーターしていた快適なクルマに4人で乗り込み、朝7時半にジ・オベロイ・バリを出発しました。途中コンビニに立ち寄って朝食を購入、いざ、いばりこぶたが呻吟して選んだ東の観光スポットを目指して出発進行!!
1. クルタ・ゴサ Kertha Gosa
ここスマラプラ王宮は300年以上の歴史を誇る古都クルンクン(現在はスマラプラに改称)にある文化遺産です。
スマラプラ王宮跡の敷地内にあるクルタ・ゴサは当時の裁判所で、天井を埋め尽くすヒンズー教の地獄絵図が圧巻。プリミティヴで微笑ましい絵を間近に見ることができます。
2.ティルタガンガ Tirtagangga
バリ島の東部、カランアサム王国の王宮が残るアンラプラから霊峰アグン山を見ながらさらに北へ15km行くとティルタガンガに到着です。
アナッ・アグン・アグルラー・クトゥッ王が安らぐために造ったという水の離宮がティルタガンガです。
ね、綺麗でしょ?この橋の向こうは広々としたライステラスが広がっていました。
3.アグン・カランアサム王宮 Puri Agung Karangasem
アンラプラに戻って、先ほどのカランアサム王朝最後の王様、アナッ・アグン・アグルラー・クトゥッ王やその家族が住んでいたという王宮です。こぢんまりとした敷地を訪れたのは私たち一行だけでした。
ここも水をふんだんに使っているので、前日のバードパークとは打って変わって涼しく感じます。
4.タマン・スカサダ・ウジュン Taman Soekasada Ujung
漁村のウジュンにあるこの美しい水の王宮、タマン・ウジュンにはジャワ人の団体客が沢山いました。
園内は広くてどこも素敵な眺め、1921年にこの王宮を建てたアグルラー・クトゥッ王に遙か想いを馳せました。
5.アマンキラ Amankila
来た道を引き返して最後に立ち寄ったのが、マンギスにある隠れ家的リゾートのアマンキラです。3段になったメインプール。
部屋数が33室しかない高級リゾートはとっても静かです。
テラスになっているレストランを私たち4人で貸切状態でした。
ここで遅いランチとデザート、お茶をいただきました。これは特製スイーツ盛り合わせ。
綺麗に盛られたデザートに満足顔のいばりこぶた夫婦であります
ホテルへ向かう道中にスコールが降りましたが、早め早めの対応が功を奏してこの日のガラディナーまで十分余裕のある時刻にホテルに戻ることができました。おしまいにタマン・ウジュンの動画をお楽しみくださいね、きっと癒やされることと思います。
夢見るオバサンのための服みつけちゃった、八巻多鶴子さんの『ハオリ・ドゥ・ティティ』
[丹青会] ブログ村キーワード
年2回、赤坂のホテルニューオータニで開催される伊勢丹の『丹青会』へ、昨日も行ってまいりました。この春は華やかなレース使いの服がたくさん発表されており、夢見るオバサンにとっては嬉しいシーズンの到来です。そんな中で今回の何よりの収穫は八巻多鶴子さんという魅力的な女性に出会い、彼女が直接プロデュースする”haori de TiTi"というブランドの服を思う存分試着させていただいて、1着購入したことです。
『丹青会』というのは東京にある大手デパートの一つ、伊勢丹がいわゆるお得意様にシーズンを先取りした一流ブランドの服飾やジュエリー、小物などを2日間で紹介、販売してくれる内覧会のようなものです。この丹青会は2月初旬と9月初旬の週末に、赤坂のホテルニューオータニ本館・宴会場階の大宴会場、鶴の間などを使って開催されます。新宿生まれで新宿育ちのいばりこぶたにとって、新宿三丁目にある伊勢丹は小さい頃から身近なデパートであり、ずっと元気を授けてくれるパワースポットのような場所であり続けてきました。
そんなわけですから、大雪だったちょうど1年前の2月8日にもまいりました!この日は本当に酷い雪でしたので、お客さんよりも全国の伊勢丹・三越各店から出向いているデパートの職員の数の方が圧倒的に多いというお気の毒な状況でした。
そしてこれは昨年の9月6日、お気に入りのシルクのワンピースを着て行きましたよ。はおっているのはBrunello Cutinelliのカーディガンです。丹青会に来る方々は皆さん、思い切りオシャレして集まるので伺う方も値踏みされる気がしてしまい、気合いを入れないわけにはいかないのです。大したことありませんけれど。
丹青会の招待状とご案内の小冊子は1ヶ月くらい前に自宅に届きます。小冊子にはこの日の丹青会のために各ブランドが精を出して展示・販売するシンボリックな商品がキレイに掲載されています。今年はなんといってもレーシィな婦人服が華やかさを演出していました。
ね、こんな感じです!左はDolce & Gabbana、真ん中がChloe、そして右はJun Aahida です。ワクワクしちゃいますでしょ?
実際に出掛けてみると、どのドレスもうっとりするものばかりでした。レース使いだけでなく、お花をモチーフにしたものにも心引かれました。Bottega Veneta の白木蓮をデザインしたプリントなんて、大胆でいて品の佳さもいっぱいでした。
キョロキョロ廻って一段落するころ、そのレースとバラの花をミックスした服に目が止まりました。ブランド名は「ハオリ・ドゥ・ティティ(haori de TiTi)」、はて、聞いたことないなぁ、と思いつつ見てみるとひらひら可愛らしくていて気持ちいい素材の服がいっぱいあります。俄然元気が出たいばりこぶたの前にその女性が現れました。「この服をデザインしたヒトです。」と男性スタッフがご紹介くださったのは、オーラの溢れる方、八巻多鶴子さんでした。
いろいろな服を試着させていただき、最後に一番似合うと彼女がおっしゃった服は身につけているときから既に私にぴったりフィットすると確信した服でした。仕事をする女性の動きを計算した服、すっかりはまってしまったのはいうまでもありません。また1着、夢見るオバサンの服がワードローブに追加されました。
私の友人のファッションジャーナリスト、繊研新聞の高橋牧子さんが昨年、八巻さんについて書いた記事をご紹介いたしましょう。
40~50代が着たい服 ミドル女性がブランド設立 – asahi.com
この記事については今日初めて知りました。高橋牧子さんは私の永遠の憧れの女性の一人なんですけれど、その彼女が八巻さんの記事を書いている偶然に運命を感じてしまいました、なんちゃってね。さぁ、元気が出たので今夜やるべき仕事も、明日早朝からの外での仕事も頑張ります
おまけ、数年前に伊勢丹と三越が合併して以来、丹青会では三越の誇る超高級バスのプレミアムクルーザー試乗会も行われています。
アルザスのコルマールにて「イーゼンハイムの祭壇画」に出会えました
一昨年の年末を過ごしたフランスのアルザス地方で特に印象深かったコルマールという町を昨秋の10月13日にライン川下りの1週間クルーズの途中で、再度訪れました! なぜまた行く気になったかと申しますと、はじめてこの町を2013年12月31日に訪れてすっかり気に入ったのと、グリューネヴァルト作とされる『イーゼンハイム祭壇画』を今度こそ実際に見てみたいと思ったこからです。
最初にコルマール Colmar を訪れようと思い立ったのはジブリの映画『ハウルの動く城』の舞台のモデルとなった町を見てみたいと思ったからでした。出掛ける間際に、大切なお友だちから、コルマールへ行くなら「イーゼンハイム祭壇画」the Isenheim Altarpieceを是非見るようにと勧められたのですが、あいにくその日はウンターリンデン美術館 Musée Unterlindenの休館日でした。こんなフランスの外れの小さな町に、世界的に有名な美術館があるというのはオドロキでしたので、日が経つにつれて想いがドンドン募っていき、そわそわと道祖神に誘われたのでした。
撮影ポイントとして有名なコルマールの旧市街に着く頃には小雨が降り出し、傘の花が開いていました。コロンバージュという木組みの家がこのあたり、アルザス地方の特徴です。
ちなみに前回訪れたときはこんな感じでした。
第46回 世界の街かど;コルマールとアルザス・ワイン街道めぐり その1
10月中ばのコルマールは12月のクリスマスマーケットの時期とは打って変わって観光客はわずかしかおらず、ちょっぴり寂しい雰囲気でしたけれども、街かどには可愛らしい花々が上品に飾られていました。
ウンターリンデン美術館へのアクセスについてはこちらをどうぞ。
美術館の公式HPに有りますとおり、ウンターリンデン美術館は世紀の大工事の真っ最中であり、「イーゼンハイム祭壇画」は2013年秋からは美術館から歩いて数分のところにあるドミニカン教会 the Église des Dominicains にて貸し出し展示されています。
ドミニカン教会の入り口。ようやく祭壇画に出会えます、ドキドキ。
マティアス・グリューネヴァルト(Matthias Grünewald, 1470/1475年頃 - 1528年8月31日)は16世紀に活動したドイツの画家。ドイツ絵画史上最も重要な作品の1つである『イーゼンハイム祭壇画』の作者である。(Wikipediaより)
ドミニカン教会の中にはイーゼンハイムの祭壇画以外に、ショーンガウアーMartin Schongauerの『バラの生け垣の聖母子(1473年)』"Virgin in a rose-garden" も美しく展示されています。
なお、今年は大改修工事のため12月11日(金)までずっと美術館は全面休館です。特別展示をしていますドミニカン教会も今年10月19日(月)から12月11日(金)までは入場見学が不可となりますのでご注意ください。
グリューネヴァルトの代表作であるこの祭壇画は、フランスとドイツの国境に位置するアルザス地方(現フランス)のコルマールにあるウンターリンデン美術館に収蔵されているが、元はコルマールの南方20kmほどに位置するイーゼンハイムにあった。この作品は、イーゼンハイムの聖アントニウス会修道院付属の施療院の礼拝堂にあったものであり、修道会の守護聖人聖アントニウスの木像を安置する彩色木彫祭壇である。制作は1511年‐1515年頃。
教会には祭壇画のレプリカがあり、祭壇画の仕組みが分かり易く書かれています。教会ではこの折りたたみ式の扉に描かれた絵をばらばらにして展示していました。これは第1面の中央パネルで十字架上のキリストの左右に聖母マリア、マグダラのマリア、使徒ヨハネ、洗礼者ヨハネなどを配したものです。
第2面は中央パネルに「キリスト降誕」、左パネルに「受胎告知」、右パネルに「キリストの復活」を描いています。
そしてこの第3面は左に「聖アントニウスの聖パウロ訪問」右に「聖アントニウスの誘惑」を描いているものです。絵はドミニカン教会のスペースにぴったり合っていて、見るものを圧倒しました。それぞれの絵の詳細はこちらのブログをご参照くださいませ。
感動を胸に教会を出て、今度は美術館入り口に向かいます。
美術館では立ち入りのできる場所が限られていました。工事の及んでいない回廊から中庭を望んだところです。
美術館を訪れる人はやはり少なく、ゆったりと廻ることができました。
美術館を出た後は、軌道のないプチトレインに乗って、コルマールの町中を巡りました。町ごと遊園地みたいです。
メゾン・デ・テット (Maison des têtes) (頭の家)。
プティット・ヴニーズ(Petite Venise)(小さなヴェニス)。
10月のコルマールはクリスマスマーケットの準備に入る直前で、人影も少なく小雨が降って寂寥感が漂っていましたけれど、却ってこの日観た祭壇画の迫力がなんだかしみじみ心に染み入りました。いつ行ってもいいところです。機会がありましたらぜひ一度コルマールへいらしてみて下さいませ。きっと気に入られることと思います
世界の街かど;ライン川から見たケルン大聖堂と南塔らせん階段トップからの眺め
[ケルン大聖堂] ブログ村キーワード
昨年10月に1週間のライン川クルーズで訪れたケルンの大聖堂をご紹介します。クルーズの6日目の夜にはコブレンツを出航してライン川を一気に下りました。10月18日土曜日、夜中の3時にライン川から見た大聖堂は宝石箱のようでしたが、陽が昇って日中訪れてみるとそのスケールの大きさに圧倒されました。南塔の展望台までのらせん階段は思いの外ハードでしたが眺めによって癒やされました。
以前書いた、次の2編の続きとなります。
ライン渓谷中流上部の終点『ドイツの角』があるコブレンツでショッピング・その1
ライン渓谷中流上部の終点『ドイツの角』があるコブレンツでショッピング・その2
ケルン大聖堂 Cologne Cathedral (Dom) との最初の遭遇がこの写真です。眠りの浅いいばりこぶたが真夜中の3時に船室の窓の外を何気なく見てみましたら、いきなり目に飛び込んできたのでした。この時は上品な輝きにうっとりするばかりでその大きさは想像しませんでした。
SSアントワネット号がケルンの中心地を少し過ぎて下流の船着き場に停泊するころ、月灯りがきれいでした。朝までもう少し休むとしましょう。
陽が昇って朝食の後はフリータイムです。船着き場からのんびり歩いて大聖堂へ行くにはケルン中央駅 Köln Hauptbahnhof を越えねばなりません。
今回は船旅でしたので、訪れた鉄道駅はここケルン中央駅だけです。
世界遺産だけあって、たくさんの観光客が訪れていました。人がこんなに小さく見えます。
ケルン大聖堂(独:Kölner Dom)は、ドイツのケルンにあるゴシック様式の大聖堂。正式名称は、ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂(Dom St. Peter und Maria。聖ペトロとマリア大聖堂の意)。ゴシック様式の建築物としては世界最大であり、ローマ・カトリック教会のミサがおこなわれている。大聖堂の維持管理は主にケルン大聖堂中央建築協会によって担われている。(Wikipediaより)
建物の中も広々としていて、天井がとても高い位置にあります。
白を基調にした荘厳なディスプレイです。
噂に違わず美しいステンドグラス。
どれも美しいものばかりです。
やっぱりフロアのモザイクも凝っています。
こんな絵もありました。
ゆっくり見学した後、外へ出て有料トイレを使ったら、サウスタワー(南塔)の上の方にある展望ロビーに4ユーロで入れるという掲示がありました。軽い気持ちで入ったところ、お上りさん気分も何のその、こんなに大きな大聖堂にしてらせん階段が狭くて急なため、てっぺんまで500段以上昇るのは這這の体でした。
汗だくになってようやく針金を巡らしてある展望ロビーへ。ライン川に架かるホーエンツォレルン橋 Hohenzollern Bridgeが見えました。
こちらは聖マルティン教会 Gross St. Martin。お城みたいな教会です。
ライン川クルーズのクライマックスがここ、ケルン観光でした。短い時間でしたけれども濃厚な滞在だったと思います。午後には船が最終下船地のアムステルダムへ向けて出航したのでした。
秘密にしておきたい東京の桜の名所その1;東京国立劇場と東京国立博物館
今年もいよいよ桜の季節が到来しました。ピンク色が大好きないばりこぶたにとっては、風景がピンクに染まるこの時期はついうきうきせずにはいられません。先週の3月末から東京では桜の花が次々に開花しています。まずは今年も東京国立劇場前に参ることとしましょう。翌日は海外にも名を馳せている上野公園です。
まず初めに、いばりこぶたが桜に関して綴った記事をご紹介します。
かぐや姫の「神田川」が流れる新宿・淀橋の地で生まれ育ったいばりこぶたはこの川沿いの桜が子供の頃から原風景になっています。
世界の街かど;第15回 早稲田界隈の神田川~椿山荘~駒込・六義園を巡る花散歩の休日
そして毎日赤羽からお茶の水へと通勤で通る本郷通りにある六義園(りくぎえん)の枝垂れ桜です。今年もすごい人出で入場制限され、行列ができています。
今年こそは東京・駒込にある六義園の枝垂れ桜を愛でてみたい、と。
そして昨年訪れたのが皇居のお堀端です。半蔵門の国立劇場前にはソメイヨシノ以外に実に見事な花々がありました。
ポカポカ陽気の皇居沿いで花見;千鳥ヶ淵から北の丸公園・半蔵門そして国立劇場へ
そんなわけで、3月28日の土曜日には半蔵門の東京国立劇場へと直行いたしました。
土曜日の昼下がりはまずまずのお天気です。ここでさくらまつりが開催されるのを知っている人々が集まっていました。
この日の夜はお隣にあるホテルグランドアーク半蔵門にて、毎年恒例の「九段の桜を愛でる会」があります。同業の昔なじみが集まる楽しみな会です。遠方から上京してきた懐かしい面々もいて、歓談に花が咲きました。
1枚上の写真でホテルの前にて堂々咲き誇っていたのはこの小松乙女、小ぶりで薄いピンク色の愛らしい花です。
白花で大ぶりな駿河桜も満開でした。
山桜の仙台屋はえび茶の小さい葉っぱも一緒に出て可愛らしい。
そして昨年感激した、神代曙(じんだいあけぼの)はまたも満開で出迎えてくれました。
今年も来てヨカッタとつくづく思います。
そして明くる日曜日の3月29日は上野へ。想像した以上の人出です。
上野公園内は国際色豊か、世界中から東京の桜を求めて集まっている感じです。皆さん、携帯電話を構えているのが何とも可笑しいですね。
人混みを抜けて、目指すは東京国立博物館です。
実はここ、国立博物館の庭園は普段入ることができませんが、このシーズンは一般に公開されるのです。一旦、博物館への入場料は払わないと行けないので、入場客は周りよりずっと少なくなります。
薄ピンク色の満開の枝垂れ桜を愛でながら、桜ソフトクリームをぺろり。
学生時代に茶道部に所属し、ここでお茶会があってお手前を点てたのが遠い昔のことのようです。
そんな博物館の庭園を出る頃は、花曇りから雨雲に変わりつつありました。
この日のもう一つの目的は、国立西洋美術館でのグエルチーノ展です。この展示を企画された主任学芸員の渡辺晋輔さんが仰っていたとおり、国立新美術館でのルーブル美術展にとられたのか入館者数は少なくて(笑)、思う存分鑑賞することができました。
夕方からお天気が崩れましたけれど、東京の桜たちはまだ開いたばかりで雨にも負けずにけなげに咲いていてくれています。東京の桜、続きます。
秘密にしておきたい東京・桜の名所その2:文京区・諏訪山吉祥寺の枝垂れ桜
今週の日曜日の午後は雨模様でしたが、3月30日の月曜日と翌31日の火曜日は佳いお天気になりました。年度末でやらなくてはならない仕事がたんまりあったのですけれど、えいやっとばかりに出勤前、途中の本駒込にある諏訪山吉祥寺を訪ねました。何てったって桜を愛でることで仕事の能率もアップすると思いまして。
今日ご紹介するのは、本駒込にある曹洞宗 諏訪山 吉祥寺です。今でこそ、武蔵野の吉祥寺が有名ですがかの地のルーツはこのお寺にあるのです。
その前に、本駒込(ほんこまごめ)というのは旧くから駒込と呼ばれた土地を合併すると行政区の豊島区と文京区に分断されてしまうので、区別するために本郷側の文京区の方を「本駒込」と呼ぶことにしたのだそうです。
曹洞宗 諏訪山 吉祥寺 は広い広い敷地を有しており、山門と反対の側は都立駒込病院に接しています。早朝でしたのでほとんど訪れる人がいませんでした。
本堂右手にある枝垂れ桜が見事です。
このお寺の名前の吉祥(きちじょう)についてですが
太田道灌が江戸城築城の際、井戸を掘ったところ、「吉祥増上」の刻印が出てきたため、現在の和田倉門のあたりに「吉祥庵」を建てたのが始まりといわれる。徳川家康時代に水道橋際(現在の都立工芸高校一帯)へ移った。明暦3年(1657)明暦の大火で焼失し現在地に移転。
と文京区のホームページにあります。
そして・・・
なお、武蔵野市吉祥寺の地名は、明暦の大火で当寺の門前町の住民が住居を失い、五日市街道沿いの現在地に移住し、開墾したことに由来する。
のだそうです。
参道と鐘楼の間にもう1本、大きくて立派な枝垂れ桜があります。
ソメイヨシノも満開でした。
鐘楼の後ろに回ってみました。
参道にもずっと枝垂れの木々が並びます。
手入れが行き届いていますね。
小ぶりですが可愛い八重のサクラです。
本駒込を代表する名勝・六義園(りくぎえん)とは、南北線でちょうどひと駅離れたところにあるお寺サンです。六義園のほうはこの時期、入場制限がかかって長い行列ができるほど混んでいます。一方、諏訪山・吉祥寺は基本的に関係者以外は立ち入り禁止の立て札がありますので、大挙して入ることはできません。観光地ではありませんのでライトアップもないのですけど、お近くにおいででしたらこっそりいらしてみてくださいね
【所在地】文京区本駒込3-19-17
【お問い合わせ先】03 - 3823 - 2010
【交通のご案内】
東京メトロ南北線「本駒込」駅より徒歩7分
都営地下鉄三田線「白山」駅より徒歩12分
ハワイ・マウイ島にて思い切り癒やされました
この4月末に念願のハワイ・マウイ島へ行くことが出来ました。ホノルルのあるオアフ島は通過して、マウイ島南部のワイレアにあるアンダーズ・マウイ・アット・ワイレアに5泊の滞在です。美しい自然たっぷりの島で、思う存分リラックスしてまいりました。そんなマウイ島旅行で撮影したお気に入りの風景を今日はお見せしちゃいます。(気に入った写真がありましたらクリックしてみてくださいね。)
まずは滞在したホテルのRoom No..552 Suiteから見た、日没直後の宵の明星です。
マウイ島の国際空港はカフルイ空港 Kafului Airport(OGG)といってマウイ中部の北側にあります。このホテルと空港間の往復送迎は現地の旅行会社、アイランドイクスクルーシブ社 Islad Exclusive Inc.の野添さんという、60歳台の親切な日本人男性にお願いしました。
アンダーズ・マウイ・アット・ワイレア Andaz Maui at Wailea Resort は気持ちいい風が抜ける吹き抜けのロビーが自慢のホテルで、そこからカスケードになっているプールとその向こうの海を臨むことができます。
ワイレア地区にはマリオットやフォーシーズンズなどの大型リゾートホテルが並んでいて、ホテルの宿泊客なら海岸に沿ってずっと続く遊歩道でこれらのホテル間を行き来することができます。
到着したその日の夕方には、南隣にある ワイレアビーチ マリオットリゾート&スパWailea Beach Marriott Resort & Spa で行われているテ・アウ・モアナTe Au Moana を予約していたので、遊歩道を通って出掛けました。
日没の中でのショータイムは結構楽しかったデス。
日が落ちたあとの空も印象的です。
これはイアオ渓谷州立公園 Iao Valley State Park。滞在3日目の日曜日は Jay Hun Leeさん(Junさん)とEriさんご夫婦が経営する風マウイ Kaze Enterprises, Llc にお願いして、マウイ島半日観光(イアオ渓谷・ラハイナの町・マウイトロピカルプランテーション)ツアーとハレアカラサンセット&スターゲイジングに参加したのですが、この日はあいにく天候が悪くなりハレアカラ山頂での日没と星空観測は叶いませんでした。
これは翌日、ホテルの部屋から見た夕陽。
日没の後の空が美しいのも知りました。
マウイを発つ前の日はTemptation Tours,Inc.の HALEAKALA SUN-TREK® です。雲の隙間から見えたハレアカラ火山のクレーターです。
ヘリコプターからは虹がよく見えました。
キレイな海岸線。
この日もラナイ島へ日が沈みます。
あっという間に5泊6日の休日が終了しました。
この曲を聴くとまたマウイ島に行きたくなります